今回貼ってきた壁紙はウィリアム・モリスというデザイナーの作品で素材が不織布（フリース）素材。 セルロース系の糊を使ってビニールクロスの上から貼ってきました。

１３６年前のデザイン。

ウィリアム・モリスが生地用にデザインしたもので、 様式化したカーネーションを中心に曲がりくねりながら描かれています。イングランド南東を流れる河川の名前『Wandle』と名づけられた136年前のデザインです。壁紙では『MORRIS ARCHIVE』の4作目に掲載されています。

ビニールクロスの上から

今回の施工はビニールクロスの上から。汚れや多少の穴や傷は隠れてしまうので壁の補修にもなります。紙の種類が不織布（フリース）素材、接着する糊はセルロース系の糊を使ったのでビニールクロスの上から貼りつけられます。

完成写真。さすがモリス。

和室でも洋室でも関係なくその場を制圧してしまうデザインは圧巻です。よく派手な柄だと圧迫感ができるからと敬遠されますが、手前に圧迫感が生まれれば奥行き感も生まれるので住まいに変化をつけたい時にはすごく便利です。